【2011年11月29日ニュース】橋本和憲氏の「810転び公妨事件」第七回公判傍聴手記


 11月24日に開かれた8月10日の転び公妨事件の第7回公判について、橋本和憲氏から傍聴手記を寄稿していただきましたので、掲載いたします。



大高裁判傍聴記

橋本和憲 H23.11.28

  1.  本日の法廷には、私選弁護人4名と国選弁護人2名が出廷した。私選弁護人で主任弁護人が萩尾さんで、長谷川、大口、河村の各弁護人が陳述した。

     特に、長谷川氏と大口氏は、訴訟指揮権の問題について追及し、検察官に対して、検察庁法第4条(検察官の職務)後段の「公益の代表者として他の法令がその職権に属させた事務を行う」とのくだりを強調した。

     冒頭陳述では、3氏がそれぞれの立場で裁判所を批判した。

  2.  裁判長は証拠調べをすると言い、(弁)6号の診断書は、いずれも採用すると言い、5,6,7号証については取調べを行うという。

  3.  大高氏を証人台に座らせて、萩尾主任弁護人の説明で、ビデオの再生(大高氏が法廷を出てから南門の外に出されるまで)を見ながら、大高氏が暴行を行っていないことの証明をした。

  4.  15:10から10分間、大高氏がトイレに行きたいと言い、休憩した後、15:20から16:15まで、松原氏の証人尋問が行われた。

  5.  松原氏の証人尋問では、大高氏が松原氏に携帯電話を預けたことの状況について、裁判官3人が聞いた。松原氏は控室で裁判後の講評をしている時に、廊下で大高氏と警備員の口論を聞き、その場に他の女性2人と行って見ていたが、大高氏から目の合図で携帯を預かってくれと、警備員にわからないように渡され、預かったといい、大高氏が連行された後は控室に戻ったから、南門での暴行については知らないとのこと。

  6.  次回公判は、1月23日13時30分~16時30分、426号法廷で行うとのこと。

  7.  萩尾弁護士は、次回、憲法学者の意見書と医師(第三者)の意見書を提出したいと言った。

  8.  426号法廷には、左右両壁に大型ビデオ画面(パソコン用)があるが、写さず、傍聴者は映像を見ることができなかったことについて、私選弁護人の大口、長谷川氏は、公開の法廷で傍聴する権利に反すると抗議した。本日のパソコン台数は、各裁判官に1台づつ、検事に1台、弁護士2台、証人台に1台の7台であった。

  9.  16時30分から、1Fロビーで松原氏の司会で、各弁護人からコメント(検察法4条後段と訴訟指揮権の問題等)があり、私も法廷の可視化が民事でも刑事でも必要という。弁護人から多くの傍聴人に感謝するとのお礼の言葉があり、最後に大高さんの奥さんから傍聴、支援のお礼の言葉で閉会になりました。

以上


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